ベンチャーキャピタル企業のアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)は、金曜日に米商品先物取引委員会(CFTC)へ18ページに及ぶコメントレターを提出し、予測市場に対する州レベルの取り締まりに反対するCFTCの立場を支持した。レターによるとa16zは、予測市場プラットフォームに対する州レベルの行動――中止命令(cease-and-desist)のレターや提案されている禁止措置――は、ユーザーにとって「公平なアクセスへの重大な障壁」を生み出すと主張した。
州と連邦の規制上の対立
CFTCは、イリノイ州、アリゾナ州、コネチカット州、ニューヨーク州、ウィスコンシン州に対して一連の訴訟を起こしており、これらの州が、連邦政府が監督する市場を規制しようとして、自らの管轄権の範囲を越えて行動していると主張している。州の規制当局や州司法長官は、KalshiやPolymarketのようなプラットフォームが無許可の賭博商品を提供していると反論している。
a16zのコメントレターは、分断された州のルールによって生じるコンプライアンス負担に具体的に言及した。同社はこう書いた。「特定のイベント契約をライセンスまたは禁止しようとする州において、ユーザーへの公平なアクセスを否定することを強いられるのは、利用可能な流動性を大幅に制限することになる可能性が高い」。a16zは、取引所に対して、居住する州に基づき米国のユーザーをブロックすることを求めるのは、市場への公正なアクセスに関するCFTCのルールと衝突すると主張した。
CFTCの管轄権の主張
CFTCの議長であるマイク・セリグ(Mike Selig)は、予測市場の「イベント契約」がスワップに該当し、それによってCFTCの専属的な管轄権のもとに置かれると主張している。
市場の有用性と透明性に関する主張
規制をめぐる争いのほかに、a16zは、予測市場が提供する有用性を強調した。同社は、自社の価格設定システムが「価格発見のための独自の形」であり、「不確かな出来事に関する確率を明らかにする」ことに役立つと書いた。
a16zはまた、ブロックチェーンを基盤とする予測市場は、従来のプラットフォームよりも透明性が高いとも主張している。「オンチェーン取引の監査可能性」が、参加者や規制当局による市場活動の監視をより容易にするためだと述べた。
市場拡大の状況
4月には、主要な予測市場であるPolymarketとKalshiの累計のライフタイム取引量が、$150 billionを超えた。数カ月にわたる利用の急増の後のことだった。