Googleは、和解管理者のポータルによると、同意なしにユーザーの会話を録音したと主張する集団訴訟を和解するために、6,800万ドルを支払うことに合意しました。米国カリフォルニア州北部地区連邦地裁サンノゼ支部に提起されたこの訴訟は、ユーザーがアプリを起動していない場合でも、Google Assistantが音声録音を不当に収集し、使用し、開示したと主張しています。
疑惑とデバイスの挙動
この訴訟は、Google Assistant対応のデバイスが「誤受理(false accepts)」を経験すると主張しています。これは、ユーザーが「Okay Google」のようなホットワードを使っていないにもかかわらず、デバイスが自動的に会話の録音を開始してしまうケースです。
クラスメンバーの資格
2016年5月18日から2026年3月19日までの間に、米国またはその領土でGoogle製デバイスを購入し、Google Assistantを使用していた人、またはGoogle Assistant利用者の同居家族であった人は、集団メンバー(Settlement Class Members)の対象となります。
和解基金の配分
6,800万ドルの和解基金は、通知および管理コスト、エスクロー手数料、税金、弁護士費用、原告へのサービス報酬、その他の費用の支払いに充てられます。残りの資金は、保有する総ポイント数に基づいて、集団メンバーに比例して分配されます。
Google製デバイスを購入した人は、1台につき4ポイントを受け取り、最大3台までとなります。Google Assistantを使用していた人、またはGoogle Assistant利用者の同居家族であった人は、1ポイントを受け取ります。
請求の提出期限
影響を受けたユーザーは、和解ポータルを通じて、8月27日までに請求を提出できます。
Googleの見解
Googleは、すべての主張および不正行為や責任を否定しています。和解通知によると、「裁判所は原告側でもGoogle側でも有利な判断を下しませんでした。代わりに、双方は和解に合意しました。そうすることで、双方は裁判の費用とリスクを回避でき、また和解クラスメンバーはこの通知に記載されている利益を受け取れます。そうでなければ、何も得られない可能性があったためです。提案された和解は、いかなる法律が破られたこと、またはGoogleが何か問題のあることをしたことを意味するものではありません。」