みずほのアナリストによると、提案中のClarity Actはより広範なデジタル資産業界に恩恵をもたらす可能性がある一方で、Circleに対してロング(長期)的な課題を生み出すかもしれないとのことです。規制の明確化はステーブルコイン市場に主要機関を呼び込み、コモディティ化を加速させるとともに、現在約38%の準備金利回りを保持しているCircleのUSDC収益を浸食しうる見通しです。
Circleは、Visa、Mastercard、Stripe、BlackRock、Coinbaseを含む140社超の金融・テック・暗号資産企業による連合が支援する取り組みであるOpen USDからの圧力が高まっています。Circleの収益分配モデルとは異なり、Open USDはパススルー(取り次ぎ)構造を採用しており、準備金の運用益のほぼすべてをディストリビューターに分配しつつ、管理手数料は最小限に抑えています。
USDC最大のディストリビューターであるCoinbaseは同時にOpen USDも支持しており、アナリストは、両社のディストリビューション契約の更新が早ければ来月に迫る際、Circleとより有利な条件で交渉できる立場にあると指摘しています。