EJFQの投資リサーチによると、金価格は7月22日に1オンス当たり4,130.25ドルまで上昇しました。中東での地政学的緊張が再燃したことや、強まった安全資産需要が背景です。金(イエローメタル)は7月の初めから3.05%上昇し、4か月に及ぶ下落の流れを断ち、4,000ドルのサポート水準を上回る水準を維持しています。
しかし、機関投資家は持続的な上昇ラリーについて慎重な姿勢を崩していません。米国の商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、非コマーシャル(非事業者)トレーダーは、今年のピーク時から金先物のネットロングポジションを半分以上減らしています。一方、実質金利(米国の30年TIPS=Treasury Inflation-Protected Securitiesで示される)は2.94%まで上昇しており、2008年の金融危機以来の高水準となっています。これが、利息のない資産としての金の魅力を抑えています。金と30年TIPSの利回りは、年初来で強い負の相関(-0.809)を示しており、実質金利の上昇が価格にさらなる下押し圧力をかける可能性を示唆しています。