バークシャー・ハサウェイの年次株主総会で、グレッグ・アベルは5月2日(北京時間の夕方)に、ウォーレン・バフェットが過去60年で初めて、リードスピーカーではなくオブザーバーとして出席するために退き、アベルとしては自身初の独立したリーダーシップをもって臨んだ。質疑応答(Q&A)セッションは現地時間の午前9時30分に開始され、アベルと副会長のアジット・ジェインが株主の質問に答えた。
バークシャーのAクラス株は、2025年5月のアベル就任以降、過去1年でおよそ13%下落した一方で、S&P500はおよそ26%の上昇を記録しており、経営トップ交代後の市場の慎重姿勢を反映している。同社は投資家から、複数の観点で注目を集めている。すなわち、3,730億ドルの現金および流動資産をどう活用するか、経営陣の階層をどう再編するか、そして新たなリーダーシップの下で投資戦略の一貫性をどう維持するかである。アベルは、しばらくの中断の後、2025年3月に自社株買いを再開しており、現在の1.4倍のP/B(株価純資産倍率)という評価水準に対する自信を示した。