5月7日に発表されたSEC(米証券取引委員会)の声明によれば、同委員会は米国の証券当局として、2018年から2024年にまたがる国境を越えたインサイダー取引の仕組みに参加した21人の個人を訴えました。この仕組みは、不正な利益として数百万ドルを生み出したとされています。 この仕組みには、12件超の企業のM&A(合併・買収)に関する主要な未公開情報の窃取が関与していたとされます。
ロサンゼルスのM&A弁護士であるニコロ・ヌラフチャンと、そのパートナーのロバート・ヤドガロフが、当局によれば、このネットワークを組織し、運営していました。ヌラフチャンは、法律事務所の依頼人から重要な未公開情報を盗み出し、それを他の参加者に漏らしたとされています。参加者はその後、取引で利益を得て、得た金の一部を返していました。 また2人は、追加のM&Aに関する内部情報を入手して配布するために、別の企業弁護士も採用しました。 マサチューセッツ州の米国検察当局は、FBI、英国のFCA、スイスのFINMAの協力を得て、すべての被告に対して刑事告訴を行っています。