ウクライナがロシアの「影の艦隊」147隻に攻撃、国防相を更迭

ウクライナ保安局(SBU)は16日に、ウクライナ国内で開発された海上ドローンが黒海でロシアの「影の艦隊」タンカー2隻を攻撃した様子を映した動画を公開した。これは、ウクライナが6日から16日の作戦でアゾフ海と黒海にまたがってロシアの「影の艦隊」の艦艇147隻を撃沈したと主張する一連の作戦の一部だ。同じ日に、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領は、1月の就任以降ドローンを中心とした軍事改革を主導してきたミハイロ・フェドロフ国防相を解任した。報道によれば、解任の背景には軍の中枢の人々との対立があり、フェドロフの更迭に反対する大規模な抗議活動がウクライナ各地で引き起こされた。こうした動きは、ウクライナのドローン能力がこの地域でのロシア海軍の作戦に引き続き圧力をかけている中で生じている。

ウクライナは黒海での作戦によりロシアの「影の艦隊」艦艇147隻が撃たれたと主張

SBUは16日に、海上ドローン「Mamai」がタンカーへ加速し、衝突して船から炎が噴き出す様子を描いた映像を公開した。映像では、ドローンが高速で接近した後、衝突によって画面が暗転し、その後にタンカーから炎が見える。ウクライナ軍は、6日から16日までに行われた作戦で、アゾフ海と黒海でロシアの「影の艦隊」に属する合計147隻を標的にしたと説明した。「影の艦隊」とは、ロシアの原油輸出に対する制裁を回避するために用いられる船舶を指す。SBUによる攻撃映像の公開は、国内で生産された無人システムを用いてロシアの海上輸送の後方支援(物流)を妨害するウクライナの取り組みの継続を示すものだ。

ゼレンスキー大統領、軍の中枢との対立を背景に国防相フェドロフを解任

情報筋によると、ゼレンスキー大統領は16日にミハイロ・フェドロフを国防相の座から解任した。35歳のフェドロフは1月にこの役職に任命され、長距離ドローンによってウクライナがロシアに圧力をかけることを可能にした重要人物として評価されている。フェドロフは、中国製システムに置き換え可能な国内の戦闘用ドローンを開発する取り組みを率い、その任期中にウクライナのドローン能力を大幅に向上させたとされる。解任は、フェドロフと既存の軍の中枢を担う人物たちの間で起きた対立によるものだと報道されている。フェドロフの解任のニュースを受けて、ウクライナ各地で大規模な抗議が勃発し、解任に対する国民の反対は国内全域で強まった。

よくある質問

16日にウクライナのSBUはロシアの「影の艦隊」艦艇について何を発表しましたか?

ウクライナの保安局は16日に、黒海でロシアの「影の艦隊」のタンカー2隻への海上ドローン攻撃を示す動画を公開した。ウクライナは、6日から16日までにアゾフ海と黒海で行われた作戦において、自軍がロシアの「影の艦隊」の合計147隻を撃沈したと主張している。

なぜゼレンスキー大統領はミハイロ・フェドロフ国防相を解任したのですか?

ゼレンスキー大統領は、報道されているところによれば、フェドロフと軍の中枢を担う人物たちとの間で対立があったことを受けて、16日にフェドロフを解任した。フェドロフは1月に35歳で任命され、ドローンを中心とした軍事改革と国内ドローンの開発を主導していた。フェドロフの解任は、解任に反対するウクライナ全土で大規模な抗議活動を引き起こした。

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