バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)の最新のサプライチェーン調査によると、グローバルDRAMの平均販売価格(ASP)は、2026年Q3に四半期ごとの(QoQ)21%の急増が見込まれており、TrendForceのコンセンサス予想である8%〜13%を大きく上回る見通しだ。同銀行のリサーチチームは、サーバーDRAM需要が予想以上に強いこと、スポット市場の幅広い回復、高価格帯HBM4へのプロダクトミックスのアップグレード、長期契約における保護の弱まり、エンドデバイスメーカーからの緊急発注、という5つの主要因を挙げた。
スポット市場のデータも、見通しを裏付けている。16Gb DDR5は現在1ユニットあたり$49.20で取引されており、16Gb DDR4は$80.10で取引されているが、いずれも過去最高水準に近い。DRAMのスポット価格は8週連続で上昇しており、512Gb NANDウエハーでも価格回復の兆しが見られる。これにより、Q3の契約価格は四半期ごとの20%上昇レンジに連動していく可能性が示唆される。