スティーブン・ユー氏(運用資産45億ドルのブルー・ホエール・グロース・ファンドの運用責任者)によると、AIへの投資で最もシンプルなアプローチは「設備投資に従う」ことだという。同ファンドはAIから利益を得る企業を予測するのではなく、資金の流れを追跡し、AIインフラ支出から直接恩恵を受ける企業に投資を配分している。
ブルー・ホエールの上位10銘柄は半導体サプライチェーンに集中しており、アプライド・マテリアルズ、SKハイニックス、ラム・リサーチ、エヌビディアなどを含む。2017年の設立以来、同ファンドは手数料控除後で年率約19%のリターンを達成し、同期間のMSCIワールド・インデックスのリターン12.4%を上回っている。ユー氏は、エヌビディアはフォワードPER22倍と多額のネットキャッシュを有し、GPU需要がまだ成長初期段階にあることから、アップル(30倍超)などの企業と比較して「ますます割安」になっていると指摘する。