モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイク・ウィルソン氏によると、ナスダック総合指数は先週(6月28日時点)まで5営業日連続で下落し、4.6%の下落率はS&P500の下落率の2倍以上となり、人工知能関連テーマに対する市場心理の変化と、ハイテク株から他の銘柄への資金ローテーションを反映している。
ウィルソン氏は半導体株におけるボラティリティの加速を大きな懸念材料として挙げ、フィラデルフィア半導体株指数の急激な変動(前週7.3%上昇、先週7.9%下落)を指摘。同氏は、このセクターがシルバーの商品主導型ラリーに約4カ月遅れて類似しており、ハイパースケールクラウドプロバイダーからの資金流出が、短期的な堅調な収益期待にもかかわらず、今後の脆弱性を示唆していると警告した。